そうとうしゅう だいじざん へきうんじ
曹洞宗 大慈山 碧雲寺
●住 所:桐生市梅田町1-704
●TEL:0277-32-0054  
【本  山】 大本山永平寺 大本山總持寺
【本  尊】 釋迦牟尼佛 【開  山】 久山舜長大和尚
【開  基】 大川源右衛門といわれる 【開  創】 寛永4年(1627年)
【住  職】 久保田智昭 【副住職】 久保田哲心
【東堂】 久保田悦元
年中行事
◆1月1日・2日・3日 元旦祈祷
◆2月3日 節分会
◆9月20日 施食会

 当寺は、桐生市梅田町1丁目、城山入口を、三百米程入った所にある。
 古老の口碑によれば、上野国山田郡梅田村字二渡の戦場(いくさば)という所にありて、月桂庵と名づけ、浅野内匠頭の孫、道観の守本尊である馬頭観音を安置させし庵であると云われる。
 その後、安蘇郡飛駒村大学入飛駒今倉に移転、月桂山碧雲房となる。現在でも、浅野の姓を称する子孫は戦場という場所に在住している。
 天正12年(1584年)栃木の本光寺10世久山舜長大和尚は、飛駒町屋、根古屋城の、小野兵部の請に応じて、妙高山永台寺「栃木県安蘇郡田沼町大字飛駒」へ来化あった。その後、慶長2年(1597年)此の地へ飛錫して、月桂庵を取り立て、大慈山碧雲寺となります。
 開基は、当地の名主、大川源右衛門であるという。
 当寺は、一旦襄へ堂宇破壊し、見る影もなき有様となって、本尊像も風雨に曝されたが、寛永4年(1627年)に、第3世徳厳覚道大和尚の来住にて、檀徒と協力し、本堂を造営し本尊を安置した。また、寺院の備うべきものを設けて、本寺の中興となる。爾来開山より今日まで法灯連綿としている。
 昭和43年4月、栃木県安蘇郡田沼町大字飛駒今倉であったが、県境変更により、群馬県桐生市に合併、と同時にダム建設により、昭和55年9月、現住所に移転したことにより、第27世諦観悦元和尚は檀信徒と協力し、佛具等を具備し、本寺の再中興となる。
 年中行事としては、正月元日、2日、3日の三ヶ日には、午前12時より大般若理趣分の謹読を行ない、檀信徒各家、並びに参拝者の諸の祈願を、9月には、施食会等厳修している。
 また、当山の寺宝である、馬頭観世音は、浅野家の守本尊として、月桂庵と名づけた当時の佛像であると思われる。
 また、平成6年3月には、二米もの大草鞋が奉納された。釈尊涅槃図、大般若経600巻等は、何時の作か不明である。

本堂

 
城山を望む

本堂入口の大草鞋

も ど る
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