じょうどしゅう たなかざん えいしょういん じょううんじ
浄土宗 田中山 栄照院 浄運寺
●住 所:桐生市本町6-甲398
●TEL:0277-45-2962  FAX:0277-43-1635
【本  山】 知恩院
【本  尊】 阿弥陀如来 【開  山】 然蓮社霊誉王念上人
【開  基】 堀越家 【開  創】 永禄元年(1558年)
【住  職】 野口秀樹 【副住 職】 野口秀明
年中行事
◆毎月1日 朝念仏会(10月は小俣別院)
◆毎月18日 観音堂開帳(人生相談・写経なども)
10月18日を中心とする日程にて 十夜会(大数珠繰り念仏・千灯供養)
◆10年に1度 五重相伝会
婦人会活動(俳句部・詠唱部・茶道部・コーラス部・ダンス部)
◆4月 朝粥会・降誕会
/大本山増上寺御忌会
◆12月 成道会/除夜の鐘

○開山 玉念上人は天正7年(1579年)に織田信長公に召され、安土浄厳院で宗論を闘わして勝利し、直々に扇を賜った高僧。開かれた当時の名は哀愍寺。広沢町後谷にあった。
○安土問答の記録「安土宗論」が当山に残され、市指定重要文化財。
○開基 堀越家は後谷に住し、本尊阿弥陀如来像も同家の寄進。5〜600年を経た古仏と伝えられている。
○1580年頃、広沢から対岸の新宿村へ移転、寺名を浄運寺と改める。
○慶長年間、桐生新町づくりが始まり、北に天満宮、南に浄運寺が誘致される。
○1624年、3世角呑上人、江戸増上寺に2代将軍秀忠公の法要に随喜。この時の布施金を基に本堂を建立(99坪)。1646年鐘楼堂建立。1650年頃、5世月宮上人が3代将軍家光公の法要に随喜。布施五十貫文を基に現在の庫裡の中心部分を建つ。又この頃御朱印十一石四斗を賜はる。
○1690年頃、古河領主本多氏の帰依を受け観音堂建立。平安時代の作と伝わる聖観音像を奉安する。今も子安観音と呼ばれ親しまれている。
○宝暦3年(1753年)水害の為本堂再建。現在の本堂となる。
○享和3年(1803年)表山門建立。
○大正3年(1914年)28世野口周善上人、樹徳裁縫女子学校を設立。翌年、明照保育園を設立。県内初の保育園。
○昭和47年、和順会館(檀信徒会館)を建設。廷440坪、4階建。
○前述の文化財の他、北関東最大の絵馬(聖衆来迎図)。県指定重要文化財、酒井抱一筆「秋草図」。谷文晁筆「孔雀図」。樹令500年と言われる、榧(カヤ)の巨木あり。
○本堂は、平成10年市重要文化財に指定。

本堂
宝暦3年(1753年)改建
開山堂を含む約110坪
本堂内陣
右室に千体十一面千手観音
左室に千体大勢至、共に総丈12尺
秘仏聖観世音菩薩の
御前立像 平安時代作
も ど る
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