そうとうしゅう にんでんざん うんしょうじ
曹洞宗 仁田山 雲祥寺
●住 所:桐生市川内町3-729
●TEL:0277-65-9297 FAX:0277-65-9290
【本  山】 大本山永平寺 大本山總持寺
【本  尊】 釈迦牟尼如来 【開  山】 大拙「藝大和尚
【開  基】 林伊賀守高成 【開  創】 弘治2年(1556年)
【住  職】 田村浩道

 仁田山雲祥寺は、弘治2年に創建された曹洞宗で、現在に至るまでの約450年の法灯を伝えております。
 境内の中心をなす本堂は、多くの檀信徒の御理解と御協力により、平成5年5月に落慶したもので、間口8間半、奥行7間の本瓦葺入母屋造りの木造建築で、堂内には御本尊である釈迦如来を中央に、文殊菩薩・普賢菩薩を脇侍としてお祀りしております。

天神様
 当山には、古くから牛の背に騎る天神様の木像が祀られておりますが天神様と云えば童謡「とおりゃんせ」で広く知られるように、七歳までの子供の護り神であると同時に、子供の将来を保証する神様として、学業成就・伎芸上達の御利益があると信仰されております。
 また牛は、天神様と非常に関わりが深く当山の天神像は牛の背に騎っておりますが、これは牛が田んぼの泥水の中でさえも、自由に歩きまわれるように、貪り・怒り・愚かという心の汚れや煩悩の多い現世においてもあらゆる障害をものともせず、自由自在に進んでいくことを象徴しております。
 天神様の御加護のもと、智恵によって迷いを断ち切り、心安らかな日々を御授かりください。

七福神
 当山の所在番地は七二九で、しちふくと読めるところから、新本堂落慶を記念して七福神を奉安いたしました。
 七福神は、日本における民間信仰として室町時代の末に関西を中心として始まり、一般に福徳長寿の天神として祀られておりますが、その依処としては仁王般若経の「七難即滅七福即生」の一節から考案されたもので、七つの災難に襲われたとき、この御経の功徳により災難はたちまち消滅し、七つの福徳が生じるというものです。
 多くの皆様が福徳と長寿に恵まれ平和でやすらかに生活できますことを遠く山寺より御祈念申し上げております。機会がございましたら、どうぞ御詣り下さい。

本堂

 
本堂内部

七福神

も ど る
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