こうやさんしんごんしゅう わしがみねふくおうざん じょうれんいん えんまんじ
高野山真言宗 鷲ヶ峰福応山 成蓮院 円満寺
●住 所:桐生市西久方町2-3-19
●TEL:0277-22-6640  FAX:0277-22-6652
【本  山】 高野山金剛峯寺
【本  尊】 虚空藏菩薩 【開  山】 
【開  基】 法師覚全和尚 【開  創】 大同年間(806〜810年)
【住  職】  【副住職】 生方龍瑞
年中行事
◆正月修正会
◆節分追儺豆撒式
◆春彼岸会
◆お盆会
◆秋彼岸会

 桐生市内の山の手道に沿う小高い所にある真言宗の寺です。道より五十段近い石段を登ると、六地蔵、鐘楼堂、正面に本堂、左に客殿、右に庫裡、妙見堂か見えます。三方には梅、桜など何十本となく植えられてあります。春の花見の盛りには多勢の方々の憩いの場となります。
 当時は、今からおよそ約1100年前平城天皇の御世(大同年間)の開基であります。開山と考えられた住持は覚全法師であり、それを肋けた開基の任務を果したのは、書上家であったらしい事、又円満寺が神社の別当職を兼ねたとも伝えられています。
 本尊は虚空藏菩薩です。毎年4月13日には大祭が聞かれます。
 宝物には、十六羅漢の像、涅槃の像蓬莱山の絵など、多くの宝物があったのですが、幾度も火災にあい特に明治31年4月22日の火事で妙見様と鐘楼の外、皆焼けて今では一つも残っていません。
 鐘楼は文化10年(1813年)の春に鋳造されたもので、嘉永元年(1848年)11月28日につき始めてから140年、朝夕六時、変わらぬ澄んだ、音色を小高い丘から、市内に流しつづけられています。
 山号、院号、寺号の由来として、当時は昔、弘法大師関東巡歴の際に当地に巡錫したる時、当地に鷲が多く棲息農作物を荒らしたるを持って大師法刀を以って、山に封じ込めたるより、鷲ヶ峰と称する事となり、山号の上に冠する様になった。天正頃此の地に相当発展した修験の坊の一つで、その名も成蓮院と称し峰の薬師を、山上に祭っていたが、次第に下り移り、福の神とされた。
 虚空藏菩薩(一切衆生に対して福智円満の徳をさずける仏である)を祭り、寺号、山号も改められて鷲ヶ峰福応山成蓮院円満寺と称したと伝えられています。

(本尊)虚空藏菩薩、脇仏弘法大師、脇仏不動明王
(宝物)国訳大蔵経53巻、伊万里焼灯燈一対、有田焼、塩入れつぼ、鉄舟の扁額

本堂
昭和48年に再建されました
内陣
本尊虚空蔵菩薩
鐘楼堂
嘉永元年以来160年余、
朝夕の刻を告げています。
も ど る
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