じょうどしゅう むりょうさん こうみょういん しょうかくじ
浄土宗 無量山 光明院 正覚寺
●住 所:桐生市相生町1-甲622
●TEL:0277-53-5111  FAX:0277-52-1621
【本  山】 総本山 知恩院
【本  尊】 阿弥陀如来 【開  山】 涼念上人
【開  基】 不詳 【開  創】 元和2年(1616年)
【住  職】 境野良之
年中行事
◆2月8日 開山忌(正一位随身稲荷祭併修)
◆8月14日 新盆合同法要
◆8月15日 施餓鬼法要

 元和2年金山大光院開山、然誉呑龍上人門下雲誉涼念上人が相生村に正覚寺を創めて、現在27世の法灯を継承しています。
 涼念上人は慶長年間に宗脈・円頓戒・布薩戒を伝授し龍蓮社雲誉涼念和尚と称して寺門の興隆と、子弟の養育に専念いたし世寿68歳にて往生しました。
 後に、13世教誉生学上人安政年間に大火に遭い本尊堂宇ほか悉く烏有に帰す。生学上人は、相生村津久井儀右ヱ門氏を大施主として本堂再建、ご本尊ほか菩薩像と大師像の新調寄進を受けて布教活動の再開を始める。又絵画の趣味などもあり堂内厨子にはその形跡がありました。
前住職、昭和39年に26世の住職拝命。昭和57年に本堂建設と元祖大師800年大遠忌の好機に合わせて平成20年に庫裏の新築に客殿を付属、表庭を新たに造り、水舎の設置と境内の舗装を着手しました。
 更に、平成21年8月から本尊阿弥陀如来、観世音大勢至両脇士、善導法然両大師を現在復元中、2月中旬には江戸時代に奉安された当初の容姿が再び蘇ることになります。また今後は、永代供養墓の新設を企画しています。有縁無縁の精霊の菩提を弔うために建立する予定です。(合祀塔になります)
 斯様にして、事業を進めてきたのですが、志し半ばにして26世前住職、境野廣善が往生されました世寿78歳でした。諱名は、中興正蓮社僧正覚誉上人精阿信楽廣善大和尚と諡号されました。積善上梓の途上ではありますが、桐生仏教会長をはじめ有縁の方々に支えを戴き誠に有難うございました。これよりは、当山27世として、阿弥陀如来のお救いと、元祖様のお諭しと、本願念仏のみ教えと、開山上人以来の歴史と信仰を伝え、無量山正覚寺の発展に努めていくことを誓います。

本堂
昭和57年(1982年)9月建立
 
庫裡・客殿
平成20年(2008年)12月建立
本堂内陣
本尊阿弥陀如来
観音・勢至両菩薩
善導・法然両大師
(いずれも江戸時代文政年間)
も ど る
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